今の目で見ると決してコンパクトでも軽量でもハイパワーでもない2TGエンジンだけど、オイラが子供の頃……「DOHC」が珍しかった頃、排ガス対策で国産車に元気がもうひとつ足りなかった頃には、それはもう輝いて見えたモンです。

先日チャンスがあって、TE27に試乗する夢が叶ったのですけど、オトナになって、いろんなクルマに乗った今、「もしかしたら幻滅しちゃうかな?」なんていう不安は正直なくもなかったです。
けどまぁいやぁ、もうあの豪快なフィールとパワー感は、古さだなんだかんだを差し置いて余りある魅力を感じましたですよ。もう感動!

まあ、それというのもオーナーさんとメカニック氏との強い信頼関係から生まれる手厚いメンテナンスがあってこその好調子なんですよね。オイラも見習わなきゃなあと強く思ったのでした(反省)