その昔、西日本サーキット(現MINEサーキット)をパブリカで荒らし回ったイケガミさんにとっては、サポートイベントでのフロンテクーペとホンダZ(西日本は戸田レーシングのお膝元故ホンダの力も侮れなかった)の大バトルは今も記憶に新しいようで、そんな話題を向けると最後、ついつい昔話も熱く盛り上がりがちなガレージ・イケガミです。

 フロンテクーペも友人の競技車を随分いじったそうで、イケガミさんの懐かしさにあふれた笑顔からは、ホールソーを使って軽減穴をどこそこに空けた、とかオーバーフェンダーを自作した話とかがぽんぽん出てきます。

 きっとイケガミさんには今もあの、トランペットのような2スト3気筒の音が聞こえてるんだろうなぁ、なんて思ったりする週末午後3時、といった感じなのでした。