Tokyo Automobile Service Promotion Association
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 平成18年6月1日(木)〜30日(金)(不正改造車の排除強化月間)と10月1日(日)〜31日(火)(自動車点検整備推進強化月間)のそれぞれ1ヶ月間を「ディーゼル黒煙クリーンキャンペーン」として全国的に展開いたします。

ディーゼル車のちょっとした心がけが、クリーンな環境づくりに大きく貢献します

■大都市を中心に厳しい大気環境の状況が続いています

 平成16年度の測定結果によると、二酸化窒素(NO2)、浮遊粒子状物質(SPM)による汚染については改善の傾向が見られますが、大都市地域ではNO2については、依然として約2割が環境基準を達成しておらず、また、交通が集中する一部地域では、NO2及びSPMともに環境基準未達成のままであるなど、厳しい大気環境の状態が続いています。


 

黒煙チャートで、あなたの車を点検しましょう


 
黒煙チャート紙の使用方法
 

(1)チャートは5色の面を自分に向ける

(2)排気管出口から約1m後ろ、横約1mのところに立つ

(3)チャートは排出される黒煙に対して平行にする

(4)アクセルを2〜3秒間一杯に踏み込む

(5)出た黒煙を追うようにチャートの穴から見る

(6)この時の黒煙の色がチャートのどの色の範囲にあるかを確認する


 ※ ホームページ上の黒煙チャートは、パソコンの機種により色の度合い表示が違いますのであくまでも目安です。

メンテナンス効果

■ディーゼル車は大気汚染への影響度が大きく、排出ガスのクリーン化には、点検整備の確実な実施とエコドライブの励行が有効です■

  整備事業者に整備のために入庫したディーゼル車44,289台について、エアクリーナ・エレメントの点検・清掃・交換等の整備を実施し、整備後における黒煙の低減効果を調査したところ、ほぼ全ての車両の黒煙が低減し、そのうち黒煙濃度が10%以上の低減効果が認められた車両が14,458台(全体の33%)ありました。


【エコドライブ効果
クルマに負担をかける走行は不経済のうえ、環境にも悪影響を与えます。
エコドライブを守って黒煙を減らしましょう。

【メンテナンス効果
定期的な点検整備は、黒煙の減少に大きな効果。
正しいメンテナンスで黒煙を減らしましょう。


 エコドライブ10のすすめ
▼無用なアイドリングをやめる。(アイドリングストップ)
 人待ちや荷降ろしなどで駐停車するときは、エンジンのかけっぱなしをやめましょう。乗用車では10分間のアイドリングでガソリン140?もの燃料が無駄になります。
▼経済速度で走る。
 一般道路なら時速40km程度、高速道路なら時速80km程度で走るのが経済的な走り方です。高速道路において、時速80kmから時速100kmに速度を上げて走行した場合、ディーゼル貨物車の場合では約30%燃費が悪化する例もあります。
▼点検整備をきちんとし、タイヤの空気圧を適正にする。
 点検整備を適切な間隔で実施することは、良好な燃費状態の維持、窒素酸化物等の排出ガスの抑制につながります。適正なタイヤ空気圧よりも0.5気圧少ない状態で50km走ると、乗用車でガソリン130ccが無駄になります。
▼無駄な荷物は積まない。
 車のエンジンは荷物の重さに敏感です。10kgの不要な荷物を載せて50km走ると乗用車でガソリン20ccの燃料が無駄になります。
▼無駄な空ぶかしをやめる。
 10回の空ぶかしは乗用車ガソリン60ccの燃料が、大型ディーゼル車の場合では、100〜170ccの燃料が無駄になります。
▼急発進、急加速 、急ブレーキをやめ、適切な車間距離をとる。
 急発進、急加速を10回繰り返すと、乗用車ではガソリン120ccが無駄になります。ディーゼル車では、急発進はなめらかな発進・加速の場合に比べて、燃料が約15%無駄になります。
▼マニュアル車は早めにシフトアップする。
 エンジンを高速回転で使うほど窒素酸化物の排出量が増大します。アクセルをいっぱい踏み込んで低速ギアで引っ張る運転は避けて、早めにシフトアップすることが大切です。
▼渋滞をまねく違法駐車はしない。
 迷惑駐車は交通渋滞をもたらした余分な排気ガスを出す原因になります。平均車速が時速40kmから時速20kmに落ちると、燃費は約40%〜50%悪化すると言われています。
▼エアコンの使用を控えめにする。
 エアコン使用時はエンジンの回転数が高くなるため、結果として燃料の使用量が増加します。まめに適正な温度に調整することが重要です。
10 ▼マイカーの利用者は、相乗りに努める。また、公共交通機関が利用可能な場合には、できる限り公共交通機関を利用する。
 大都市圏内の交通機関が一人の人を1km運ぶ際に排出する二酸化炭素は、地下鉄を100とすると、自家用乗用車は1,750、路線バスは650であり、可能な限り自動車の保有者がバスや電車の公共交通期間を利用することが地球環境に配慮した交通マナーです。

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